私の政治信念
私がよく使う言葉を読み解きながら、私の政治信念を語ってみたいと思います。
修身斉家治国平天下
しゅうしんせいかちこくへいてんか
論語の一節より。平和な世の中を作っていくためには、国を治めなければならない。国を治めるためには家の中を整えなければならない。家を整えるためには我が身自身をしっかりと修めなければならない。という意味です。我が身を修めることの大切さ。頭では分かっているのですが、これがなかなか難しいことですね。
理想を追い求めることはとても大事なことですが、それと同時に自分自身や家族、隣近所や地域のことなどに、まず向き合っていかなければならないと思っています。
一念一念と重ねて一生なり
いちねんいちねん かさ いっしょう
葉隠れの一節より。私が自分自身に言い聞かせ続けている言葉です。一日一生という言葉もあるように、その瞬間瞬間を一所懸命に生きることを心がけたいと思っています。
千里の道も一歩から。高い志を胸に抱いて、強い決意をもって一歩ずつ一歩ずつ。その毎日の積み重ねが、地味ではあっても想いを成就させる唯一の手段。そのことを自分に言聞かせながら、一歩でも半歩でも前に進んでいきたいと思います。
大局観
たいきょくかん
何事にも言えることですが、物事は広範囲にわたって複雑にからみあっています。残念ながら現実社会において、世の中の全ての人にとって良い政策は存在しません。そのため、ひとつの政策を実現することは、同時に不便を被る人が出てくることも事実。そのため政治家は、大所高所に立ちさまざまな分野や地域や世代を広く大局的に見渡す視野を持っていなければなりません。
私は、大局観をもった真の政治家たらんと努めております。
保守思想
ほしゅしそう
「保守」とは価値観を守ること。その上に自分達の持っている価値観を「積み上げて」修正していくこと。決して過去にしがみつくことではありません。 過去からつながって現在があり、さらに未来へ延びる一本の太い綱。 それぞれの世代が少しずつ積み上げてきた価値観や知恵があるから、未来の発展が約束されるのです。この先人達が積み上げてきた価値観や知恵に、我々の世代らしい価値観のスパイスを積み上げて渡していく。 そういった世代間のリレーって素晴らしいことだと思います。
〈しらす〉と〈うしはく〉
古事記より。〈しらす〉とは、人々の心、その喜びや悲しみ、願いを知ること。そして、人々の安寧を祈る心。私は、この〈しらす〉政治を、つまり強制するのではなく、人々が自ら気付き行動するよう導いていくような政治を実現したいと思っています。
その反対に〈うしはく〉とは、土地や財産そして人々までもを自分の持ち物として、権力や暴力を振り回して世の中を統治しようとする政治。当然、長続きするはずもなく、未来永劫に亘って続く世の中は望めません。私は〈しらす〉政治を目指します。
行動こそ本音
こうどう ほんね
口ではいろいろ言ってはみても、その人の本音はその行動に表れるものです。「心の底からこれがやりたい!!」「私は本気だ!」といくら口では叫んでみても、そこに何の行動も伴わなければ、その人の本音としては、やろうとする気が無かったということになるのだと思います。
”行動こそ本音”。私の本音は、私の行動でしっかりと示していきたいと思っています。
抜苦与楽
ばっくよらく
政治の目的は、抜苦与楽と言われます。読んで字のごとく、人々の苦しみや悩みを抜き去り、楽しみや喜びを与えること。もともとは仏教用語のようですが、宗教の世界も政治の世界も目的は同じく人々の安寧です。その目的に向かって、特に政治は現実社会において解決を果たせる役目を担っているのだと私は信じています。私はいろいろな人の話を聞いて、世の中における苦しみや悩みの解決のために行動していきたいと思っています。
武士の美徳
ぶし びとく
・優しくあるためには強くなければならない
・困っている人をほうっておけない情熱を常にもつ
・見返りを求める心を微塵も持たずに行動する
・私利私欲を捨て、とにかく真っ直ぐ生きる
・卑怯な言動から最も遠いところに身を置く
・清々しく爽やかな風を思わせる言動を心がける
私はこれらの美徳をしっかりと胸に刻みながら政治に臨みます。